★ユーズド商品です。
眉風炉口縁から内部にかけて表面のヒビが一カ所ありますので、拡大画像にて確認下さい。
割れや欠けはありません。
眉風炉内部に熱による傷みはありませんし、許容範囲のキズだと思います。
☆風炉寸法
高さ20.5cm 胴径32.2cm 口内径28cm 木箱・布
※この眉風炉はよく使われている一尺物より少し大きくて背が高く造られています。
◆杉浦宗京は、杉安鉄工(株)会長杉浦康成氏の祖父杉浦吉松の茶道における職名である。
源氏町で、火鉢などの土器を製造し、優れた作品を多く製作した。
中でも、茶道具である土風炉造りは、裏千家家元から職方のお墨付きをもらわれている。
▽杉浦宗京(1891~1957):現・碧南市棚尾地区に生まれ。
本名・吉松。竈(くど)造りの職人として出発したが奈良へ出て土風炉製作の修業を積む。
帰郷後京庵の号で土風炉師として活動。
1949 年裏千家家元より宗京の職名を授与され、以後宗京を名乗る。
棚尾地区出身の俳人・永井賓水や藤井達吉との交流でも知られている。
裏千家 家元から授与された認定証
職名 今日庵 宗京 今般土風炉作成二付右、職方名トシテ授与候也
昭和二十四年十月二十九日 今日庵 印 杉浦京庵殿
◆眉風炉(まゆぶろ)
風炉の形状のひとつで、火窓の上が風炉の口までいかず繋がっていて、透かしになっている風炉です。
眉風炉は、火窓の上部と口縁との間のつながった部分が眉に似ているところからこの名があるといいます。
眉風炉は、いまは暑い時期に火気がなるべく客に感じられないように使われることが多いようです。
眉風炉は、「真」真の風炉とされます。
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