★商品状態について★
ユーズド商品です。
内側に経年劣化が少しありますが、疵・汚れもなく綺麗なお品です。
詳しくは画像にてご確認ください。
言わずと知れた交趾焼の名工、中村翠嵐作・蕗の薹香合の作品です。
交趾 蕗の薹香合は、「形物香合」の一つで、「東 前頭 三段目」に序列されています。
透き通る輝きをもつ交趾の質感に魅了されます。
◇蕗の薹(読み)フキノトウ。
蕗の若い花茎。香気とほろ苦い味が喜ばれ、焼いたり蕗味噌(ふきみそ)にしたりして賞味される。
蕗の薹は、雪が解けて暖かくなってきた頃に見られます。
厳しい寒い冬を耐え忍んで、地より生まれ出ずる植物ということで、早春の茶事にぴったりの香合です。
共箱、共布、紙箱、栞付きでの販売です。
共箱は上質な四方桟の盛蓋で、紙箱も翠嵐師のブルーのものです。
★寸法★
高さ 4.8cm
径 4.2cm
●中村翠嵐(すいらん)
昭和17年 京都に生れる。
昭和36年 京都市日ヶ丘高等学校 美術課程陶芸科卒業後、父の許で修業。
昭和49年 青樹会結成、東京日本橋三越にて茶陶展を開催。(以後八年間毎年開催)
昭和53年 この年より全国各地にて個展。
昭和55年 ニュージーランド、カンタベリー美術館に寄贈出品、常設展示される。
昭和57年 東京日本橋三越にて個展。第二十五回上絵陶芸展にて、京都府知事賞を受賞。
昭和59年 第六回京焼、清水焼展にてグランプリ受賞。
昭和60年 京都高島屋にて個展。
昭和62年 伝統工芸士に認定される。
平成05年 現代の京焼・清水焼パリ展に出品、実行委員長を務める。