★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感のない綺麗な商品です。
詳しくは、拡大画像にてご確認ください。
紙箱には落書きがあります。
※どこにも記されていませんが、而妙斎好にモールの芋頭建水があります。
千家十職の釜師で十五代大西浄心氏は平成14年にお亡くなりになりました。
この作品は浄心氏の晩年に妻烽玉氏が代筆された共箱になっております。
何とも言えない光沢と深みのある色合いの建水です。
●?銅(くろみどう)
黒味銅は銅を主成分とし、錫や鉛などを含む合金で、日本の伝統工芸において特に重視される材料です。
金を添加する場合もあります。
その名前が示すように、黒味銅の特徴はその独特な黒みを帯びた色合いです。
この黒い色調は、表面の酸化や加工技術によって生まれ、金属でありながら落ち着いた深い色合いを持つため、重厚で上品な印象を与えます。
銅(Cu):約60~90%
錫(Sn):約5~30%
鉛(Pb):少量(約1~10%)
上品な色味が美しく、唐銅そのものの質感も他とは違います。
共箱、共布、外箱(紙)付きでの販売です。
★寸法★
高さ 8.9cm
径 約15.7cm
●大西浄心(おおにし じょうしん)
昭和から平成の京都三条釜座(かまんざ)の釜師で、大西家の十五代目です。
大西浄心は、十四代浄中の二男で、幼名は益三郎、名は健生、通称は清右衛門、浄心と号します。
大西浄心は、九州産業大学卒業後、京都大学大学院、京都美術学校専攻科で学び、昭和三十五年(1960)十五代を襲名します。
大西浄心は、平成十四年(2002)七十九歳で歿します。