★商品状態について★
ユーズド商品です。
いい具合にやつれています。
内側は灰により錆ができていますので、拡大画像にてご覧ください。
※お釜は標準的な筒釜なら似合うと思いますが、良く使われるのは雲龍釜の大が多いです。
木箱付きでの販売です。
木箱は前の持ち主さんが手作りしたであろう合わせ箱です。
共箱ではありませんので、保管用としてご理解くださいませ。
★寸法★
高さ(最高部) 25.5cm
幅 42cm
◆窶風炉(やつれぶろ)
風炉の形状のひとつで、風炉の欄干や口縁部などが破損したり、欠けたり、割れを鎹で継いだりした風炉のことです。
窶風炉は、欠風炉(かけぶろ)、破風炉(やれぶろ)などとも呼ばれます。
鉄風炉は腐食で口縁部や甑などが欠け落ちることが多いが、茶人はそこに風情を見出して、そのままか、割れを継いだり、破れに鎹を打って、その詫びたさまを景色として賞して使われたものです。
窶風炉は、大きな鬼面風炉の姿が多く、元来が釜と切合であったものを、風炉の上端を打ち砕いて欠き、異なった釜を掛けるようになったといいます。
江戸中期以降は最初からやつれたものに作ることが多く、十月の名残のころに使用されます。