★商品状態について★
ユーズド商品です。
経年によってシミが多く出ておりますので、お安くなっております。
各部画像にてご確認とご了承の上お買い求めくださいませ。
戸上明道和尚筆、仲春洋画の月に雁の図の掛け軸の作品で、大綱和尚の遺詠が詠まれています。
軸先は黒漆塗です。
◇大綱和尚遺詠◇
瑞居して 月待つ空の 雲間よる 思いもかけぬ 初雁の声
表装は京都早玄工房です。
共箱、紙箱、経歴書二枚、パンフレット付きでの販売です。
紙箱に多少の破損があります。
★寸法★
掛軸時全長 約124.5cm
軸幅(軸先含む) 60.5cm
本紙幅 55cm
●戸上明道
昭和10年 三重県生まれ
昭和32年 龍谷大学卒
昭和39年 立命館大学院修了
大徳寺専門道場へ掛塔 小田雪窓老師に師事
昭和52年 玉瀧寺住
平成 2年 前住位稟承
●仲 春洋
大正14年 日本画家(仏画)仲秋華の長男として京都に生
昭和16年 京都市立美術工芸学校を卒業
今尾景年門下上田萬秋氏に師事
昭和21年 日展初入選
昭和24年 京都市立絵画専門学校研究科卒業
坪井一男氏に師事昭和54年 頴川美術館の日本画講師となる
昭和54年 宮内庁の依頼により、京都御所美術品の模写
四条派画科として今日に至る
数々の重文・国宝の作品を残した桃山時代の画家長谷川等伯の末裔にあたる。
●大綱宗彦(だいこう そうげん)
安永元年(1772)~安政7年(1860)
大徳寺435世。大徳寺塔頭黄梅院第14世住職
裏千家十一代玄々斎宗室・表千家十代吸江斎宗左・武者小路千家七代以心斎宗守と交わる。
永楽保全の参禅の師であり、 和歌、茶の湯を能くし、書画に優れた。