★ユーズド商品です。
無疵ですが、多少の使用感がありますので、拡大画像にてご確認ください。
紙箱が汚れています。
※短檠のみの販売です。
瓦や皿・灯心などはセットに含まれていません。
☆寸法
長さ54.4cm 径22.3cm×17.4cm 紙箱
●短檠(たんけい)
背の低い灯台で、四畳半以上の広間で用います。
利休好みは総体黒塗で、高さ四寸、裾幅七寸三分でやや上すぼみの台箱の背面に、高さ一尺一寸の板柱が付き、その上から一寸八分下がったところに丸穴があり、穴よりやや下がったところに火皿受の金輪が付いたものです。
短檠は、板柱に付いた金輪の上に「下土器」(したかわらけ)を置き、その上に「油盞」(あぶらつき)と呼ばれる油を入れる皿を置き、「長灯心」(ながとうしん)を柱の穴から後ろに垂らして一つに結びます。
下の台箱の上へ奉書紙などを四つ折にして敷き、その上へ「下皿」(したざら)を置き、その上へ掻き立て用の黒文字を一本置き、台箱の中へ油注を入れて置きます。
油盞、下土器、下皿とも楽焼で、油盞はふっくらと丸みを帯び雀に似た形から俗に「雀土器(雀瓦)」(すずめがわらけ)と呼ばれる油盞を用います。
灯芯は、長燈心を通常七本用います。場合によって増減するときも奇数にします。