★商品状態について★
中古商品ですが、未使用品です。
時代感がありますが、釜内部にはまだ白い錆止め防止剤が残っています。
なので、きれいに洗い落としてから数回湯を沸かして仕上げています。
時代による錆は少しは出ています。
※作は初代畠春斎師で、初代春斎氏は40年程前にお亡くなりになっておりますので、かなりの年代物です。
伝統の茶の湯釜の作風や箱、釜の時代感から見てもそのあたりの作かと思います。
蓋も釜鐶も綺麗です。共箱に経年による染みがあります。
蓋の摘みが大きくて、沸騰しても熱くなりにくい、趣のある形のものです。
人気の高い名工、畠春斎師の未使用品の広口釜は貴重です。
この機会にぜひお買い求めくださいませ。
春斎師特有の切ったような細かい湯なりも健在です。
広口釜は逆勝手のお点前や大炉のお点前に使う炉釜です。
★広口釜（ひろくちがま）★
茶湯釜の一で、炉釜の口径が大きなものをいう。
一月から二月の厳寒の時季、立ち上る湯気で暖かさを感じさせるよう広口の釜を用いる。利休七則「冬暖かく」の心配りです。
広口釜は、繰口で鬼面鐶付の道安好、不白好、一燈好などがあります。
共箱、共布（蓋用）、釜鐶付きの販売です。
★寸法★
高さ（摘み含む） 18cm
径 （鐶付き含む） 27.2cm
蓋径 18.9cm
★作家★
●二代 畠春斎
昭和19年 富山県高岡市に生まれる、父春斎に釜造りを習う
昭和46年 日本伝統工芸展 入選（以後連続入選）
昭和47年 日本金工展 奨励賞
昭和48年 日本伝統工芸展 奨励賞・日本工芸会正会員になる
昭和49年 日本金工展 日本工芸会賞
昭和53年 日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞
昭和54年 北日本新聞文化奨励賞
昭和57年 二代春斎襲名
昭和58年 三笠宮家作品献上
昭和60年 高円宮家作品献上
平成4年 日本工芸会理事に就任・日本伝統工芸展 鑑査委員・重要無形文化財保持者選賞
平成19年 逝去
その他入選・受賞多数、全国各地にて個展開催
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