★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感の少ない綺麗な状態の商品です。
釜内部の錆は無いので、拡大画像にてご確認ください。
IHで沸かして確認しましたがおいしいお湯が沸きます。
蓋にわずかな使用感があります。
大事に使われていた釜で、これからもまだまだ使っていただけます。
※大炉のお点前に使う広口釜です。
釜肌に衰えなく、きれいな状態です。
お茶会の水屋の点てだし机の上で、おやかんにガスで沸かしたお湯を広口釜に入れてIHで保温しているのを見かけます。
口が大きく姥口なので、お湯を柄杓で汲んで点てだし茶碗に注ぎやすいらしいです。
共箱、経歴、布、釜鐶付きでの販売です。
★広口釜(ひろくちがま)★
茶湯釜の一で、炉釜の口径が大きなものをいう。
一月から二月の厳寒の時季、立ち上る湯気で暖かさを感じさせるよう広口の釜を用いる。利休七則「冬暖かく」の心配りです。
広口釜は、繰口で鬼面鐶付の道安好、不白好、一燈好などがあります。
◆政所釜(まんどころがま)
茶の湯釜の形状のひとつで、胴部に菊花紋と桐紋を大きく鋳出した釜です。
政所釜は、菊桐釜ともいいます。
政所釜は、与次郎作とも浄味とも伝えられる広口政所釜は、姥口、鬼面鐶付で唐銅の花の実撮みの蓋が添っています。
★寸法★
高さ(摘み含む) 約18.2cm
径(鐶付含む) 約27.8cm
蓋径 約18.4cm
★作家★
●佐藤浄清
大正5年生まれで全国的に声価の高まった山形茶の湯釜の代表的作家であり、師は茶の湯釜の名人、無形文化財保持者・根来実三氏です。
山形鋳物が昭和49年に伝統的工芸品の国家指定を受けたのに伴い、昭和52年に「伝統工芸士」に認定されます。
伝統的手法の上に新時代の感覚を生かした作風で、京都大徳寺から「御釜師」の称号を授与され、
「清光釜」「浄清釜」として全国的に高い評価を受けました。箆押しの技術は右に出る者がいない名人です。
平成元年、斉藤茂吉文化賞、平成4年勲六等瑞宝章、国指定伝統工芸士、日本工芸会正会員、平成8年没。
●佐藤浄清●山形博覧会名誉金賞受賞、商工省主催美術工芸展入選、ベルギー万博展覧会受賞、
パリ万博博覧会受賞、アメリカ万博博覧会受賞、山形県展最高賞受賞、日展入選他多数。
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