★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感の少ない綺麗な商品です。
画像にてご確認ください。
蓋は本蓋で、目も特に綺麗に出ているものが使われています。
蓋の裏の金箔は職人さんに張り替えて貰いました!
裂地は、「円文白虎朱雀錦」仕覆です。
中古商品ですが、こちらも状態は良いです。
膳所焼による「手枕」写しの茶入の作品です。
中興名物の茶入で、膳所焼はあまり写し物の茶入を造っていないと思います。
手枕茶入写の作品も、あまり見たことがありません。
上質で珍しい作品です。
共箱、仕覆付きでの販売です。
★寸法★
高さ 8.3cm
径 5.4cm
口径 2.7cm
★茶入「手枕」★
中興名物。
国焼茶入、高取焼。
『名物目利聞書』に「是は古高取にて小振にて枕の如く云々」とあります。
精作で鮮麗な茶入で、口造りは丸く、細縁で肩にひっ付き、全体が自ら枕状を成しています。
渋色の金気に柿なだれが二筋あり、糸切は土赤く、内には釉がありません。
小堀遠州所持、板倉伊勢守、田沼主殿を経て、寛政(1789-1801)の頃松平不昧が購求しました。
価三百両、一説には百両といわれます。
★作家★
陽炎園 岩崎新定
昭和60年 滋賀県文化賞受賞、滋賀県伝統的工芸品指定
昭和62年 膳所焼美術館を設立
平成3年 通産省より伝統産業功労者表彰
各地の三越、高島屋、大丸、画廊等で個展開催
平成21年10月 老衰のため大津市の病院で死去、96歳