【年末特売品】八塔亭二寧 村田陶苑作 黒釉金彩 祥宝茶碗 茶道具 【中古 美品】

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特売品 茶道具
名工

¥36,000 (税込)

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★商品状態について★
ユーズド商品です。
少しの経年はありますが、無疵で綺麗な状態の商品です。
割れ、欠け、ニュウなどありませんので各部画像にてご確認ください。

昭和の名工、村田陶苑作の作品です。
陶苑師は頑固な職人気質の名工で、「神の手を持つ幻の陶工」と称されていました。
当店でも生前作家展を開いていただきましたが、簡単には開催させていただけない作家さんでした。
作品の数も多くないので希少です。

黒釉に金彩で陶苑らしい繊細な絵付けがなされた美しい作品です。
黒釉には少し幕のかかったような景色で、絵付けは特に見事ですので拡大画像にてご覧ください。

共箱、共布付きの販売です。
共箱には四方桟の盛蓋が添えられた上質な箱ですが、少し日焼けがあります。

★寸法★
高さ  8.5cm
径   12.7cm

★作家★
●八塔亭二寧 村田陶苑(むらたとうえん、1905年(明治36年)7月6日 – 2002年(平成14年)12月5日)

1905年 京都五条坂で、江戸初期創業と伝わる井筒屋の系譜累世陶匠村田家の長男として生まれる。
1917年 京都市立一橋尋常小学校卒業。祖父、永翁、父、芳仙(二代永翁)の元で陶工の基礎を学ぶ。
1921年 日本画科を志し山元春挙画塾で写生技法を学ぶ。
1922年 祖父永翁没。享年82歳。絵画への興味を強くして日本画に没頭する。
1929年 京都陶磁器合資会社で2年勤務。製品見本のデザインに従事。
1940年 戦時下の統制経済による燃料の入手が困難となる。そのため低火度焼成の陶人形の製作をはじめる。雅号は陶苑。
1942年 京都市東山区清水の二寧坂近くに移る。近くに八坂塔があったことから、その五重塔にちなみ八塔亭二寧と称す。
戦時下の物資不足のため素焼きに彩色を施す。陶人形、いわゆる東山人形の制作を始める。
1943年 第一回工芸技術保存作家認定。
1945年 人形置物の製作を本格化させる。
1955年 人形制作以外にも高火度焼成の陶芸作品の製作を再開。
1964年 元文部大臣初代近代美術館長の岡部長景に勧められて第一回個展を日本橋三越本店で開催。
その際には三笠宮同妃両殿下と高松宮妃喜久子殿下がご来場される。
1966年 第二回個展を日本橋三越本店で開催する。
当時の皇太子同妃両殿下と秩父宮妃勢津子殿下がご来場される。
1968年 第三回個展を日本橋三越本店で開催。
1969年 京都府伝統産業優秀技術者によって京都府知事から表彰される。
1970年 第四回個展を日本橋三越本店で岡部長景氏追悼展を開催。
以後、個展は中断。
1973年 京都陶磁器業界の振興発展に尽力した功績で京都市長表彰。
1974年 卓越技能者。いわゆる「昭和の名工」として労働大臣表彰。
1976年 勲六等単光旭日章を受ける。
1982年 岡部長景氏十三回忌を迎え、銀座和光ホールで第五回個展を開催。
北川靖記編「八塔亭二寧 作品集」刊行。
1983年 大阪・岸和田市民ギャラリー「自泉会館」竣工記念。岸和田名誉市民 岡部長景氏を偲ぶ村田陶苑展開催。
1984年 第七回個展を京都高島屋で開催。
1989年 京都陶磁器協同組合連合会制作ビデオ「京焼・清水焼 色絵陶その精髄 村田陶苑の世界」が完成。
2002年 赤絵大津絵の皿、鉢、手鉢製作。11月24日焼成を完了して絶作となる。
同年12月5日 老衰で他界。享年97歳。
2004年 日本橋高島屋で追悼展「神の手を持つ幻の陶工 村田陶展」開催

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