★ユーズド商品です。
壷は無疵でヨゴレもありません。
裂地にも汚れや傷みがありませんので、拡大画像にてご確認ください。
◎覆裂(牡丹唐草金襴)・正絹口紐・正絹三本紐・正絹網袋・木蓋・解説書・共箱付
☆茶壷寸法
木蓋込みの高さ 24.8cm
胴径 18.4cm
口径 10cm
●三代目 森岡嘉祥
1956年 三代目・森岡嘉祥を襲名(19歳)
1970年 東京・三越本店工芸サロンにて個展
1978年 東京・日本橋壷中居にて個展
1984年 東京・新宿伊勢丹画廊にて個展
1993年 東京・銀座セントラル絵画館にて、「作陶35年記念展」を開催
2002年 東京美術倶楽部にて、「お茶の陶芸」「お花の陶芸」「お料理の陶芸」の展覧会を開催
2006年 東京美術倶楽部にて、「作陶50年陶芸展」を開催
2009年 6月1日 永眠(72歳)
2010年 京都・嘉祥窯作品陳列舗にて、「追悼展」を開催
◇口切の茶事
昔から11月になると、口切りの頃が茶の正月とよばれ、口切りを祝う心で、おめでたい銘の道具を使ったり、畳替えや障子の張替えや庭の垣の竹を青竹に改めたりします。
一足早く、茶人は正月を迎えます。
この時期、茶壺を床に飾り、主客共に厳かな気持ちで口切りの茶事に臨みます。
茶壺には桐の蓋が被せられ、蓋と壺は美濃紙で糊つけされています。茶壷には口覆いがかけられ、口緒(くちお)で結ばれています。客は席入りし、床の拝見のあと、茶壷の拝見を請います。
その蓋を開ける時に口の美濃紙を切るので口切りといいます。
壺の中から取り出した甜茶はすぐに石臼で挽きますが、
懐石の合間に水屋から聞こえてくる石臼の音も、湯なりの音も客人を楽しませてくれる物の一つです。
★増田がサポートしています。