★商品状態について★
ユーズド商品です。
作者は大正4年生まれの方ですので、多少の時代はありますが、未使用の状態でしたので、内側に錆防止の加工が残っていました。
経年によって加工がこびりついている場合がありますので、当店で数回湯を沸かして捨ててを繰り返してお手入れをしています。
完全に加工を取り除いておりませんが、お湯に鉄気がなくなるほどは沸かしております。
内側には加工のおかげで錆はなく、美味しいお湯が沸きますので安心してお使いください。
釜肌、底部はとても綺麗な状態で、時代を感じさせません。
赤みのかかった色合いが美しく、松喰鶴の地紋は珍しいと思います。
蓋は南鐐摘みで、造形も凝ってこり美しいです。
蓋は無疵で鈍色の色合いが美しく、艶がありますが、経年によるモンが出ております。
見る角度によっては目立たないものですが、こちらも画像にてご確認の上お買い求めください。
蓋も釜も出来がよく、新品時は12万円で売られていたようです。
それも納得の姿をしています。
幅が鐶付含め22cmほどですので、風炉にお使いいただけます。
共箱、釜鐶、布（印なし）、経歴書付きでの販売です。
釜鐶も未使用です。
★寸法★
高さ（摘み含む） 19.2cm
全径 22cm
★作家★
横倉嘉山(よこくらかざん)
1,915年 大正4年 山形県生まれ。
1,951年 昭和26年 日展初入選。以後数多く入選。
1,959年 日展特選及び北斗賞受賞。
1,966年 日展審査員に推挙される。
1,972年 山形市よりの依頼で、皇太子殿下御夫妻に献上の茶の湯釜「肩衝紅花釜」を製作。外務省主催の海外芸術祭にも選抜される。
日本新工芸評議員。日展審査員等歴任。