★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感のないとても綺麗な状態の商品です。
スレすらもありませんので、各部画像にてご確認ください。
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作は名工橋村萬象で、芽張柳蒔絵の綺麗な作品です。
※萬象の代表作は曲げ物とやはり折撓です、かるくてすべりにくくて、柔らかな質感です。
この作品は、久田宗也宗匠に書付をいただいており、蓋裏に花押があります。
季節感のある茶人好みの平棗です。
共箱、布(印なし)、栞付きでの販売です。
共箱は裏まで一枚ものの木が使われているとても上質なお箱です。
★寸法★
高さ 5.4cm
径 7.8cm
★作家★
●曲物師 二代 橋村萬象
橋村家は代々御所出入を許された有職御木具師であったが 明治維新の時東京へお供せず京都に残ってその生活の道を茶道の木具曲物に求めました。
小生の祖父 父でありました。
十三才で父よりその伝統の技術を教えられて十五才の五月父の急逝後は種々と考察工夫等を重ね今日に至る。
昭和四十八年度に伝統産業技術保持者として京都市長の表賞を受けその年度の「京の伝統産業春秋会」の役員を勤める。
●木具師 三代 橋村萬象
橋村家は平安遷都の時、奈良より皇室の共をして京都に移住。
以後、橋村又左衛門の名で名字帯刀を許され、数十代にわたり御所禁裏御用の「有職御木具師」として幕末まで皇室の御用を賜る(檜による曲物など)。
東京遷都以後、公家の御用を賜りながら「茶器木具師」として茶道具を作り始める。
(主に秋田杉・吉野杉・尾州檜による曲物など。)茶器木具師となり三代目の又左衛門が大徳寺管長より「一刀萬象」(一の刀より萬の象を作る)の名を拝受し、萬象を名のる。
1959年 先代萬象の長男として京都に生まれる。
祖父である初代萬象に師事、後に日本画家山本紅雲に師事、曲物制作に加え胡粉による置上や色絵付けを手掛ける。
2008年 橋村誠人・猪熊佳子「共奏展」開催(高島屋京都店) 三代萬象を襲名以後、各地にて個展・講演会を開催
2011年 「襲名記念 橋村萬象展」開催(日本橋三越本店) ぎゃらりい栗本にて個展
●久田宗也 (ひさだ-そうや )
1925-昭和後期-平成時代の茶道家。
大正14年1月21日生まれ。表千家流久田家12代。表千家13代千宗左にまなぶ。
表千家流茶道教授として活躍。博識で知られ,「茶の道具」「茶の湯用語集」などの著作がある。不審庵理事をつとめる。
京都出身。京大卒。本名は和彦。号は尋牛斎。
久田宗也さん85歳(本名・久田和彦=ひさだ・かずひこ>表千家不審菴理事)誤えん性肺炎のため死去される。