★商品状態について★
ユーズド商品です。
昭和25年もしくは26年の作ですので経年はありますが、それを感じさせないとても綺麗な状態の商品です。
無疵で使用感がありません。
確認しましたがにおいや水漏れ等もなく、状態は良好です。
割れ、欠け、ニュウなどありません。
萩焼の中でも特に名工として知られる十二代坂倉新兵衛作の美しい萩焼茶碗の作品です。
十二代新兵衛師は79歳でその生涯を終えますが、こちらは古稀(70歳)の作品で、晩年作です。
油の乗った頃の作品ですので、非常に出来が良いです。これほど出来が良い作品は探してもなかなか見つかりません。
色合い、質感、土の景色それぞれに新兵衛師らしい景色を感じます。
高台は割高台です。
即中斎宗匠に御箱書と、「巌」の銘をいただいております。
禅語でもよく使われる巌ですが、何千年も姿をかえないどっしりとした大岩のことで、不変の心理や永遠の繁栄、大自然の壮大さなどの意味を持っています。
立派で堂々とした萩焼のお茶碗にぴったりの銘です。
荒々しさそのものや、経年で変化する部分も銘によく合っています。
十二代新兵衛師は惺斎宗匠に師事し、昭和23年、惺斎宗匠亡きあとは即中斎宗匠に師事しております。
その少し後に造られたお茶碗で、即中斎宗匠の花押の割判がお茶碗になされています。
お茶席の主茶碗にいかがでしょうか。
共箱、布(印なし)、塗箱、経歴書付きの販売です。
共箱は四方桟の盛蓋で、上質な組箱です。
二重箱になる塗箱も上質です。
共布がありませんでしたので、当店で新品の鬱金布をお付けしました!
★寸法★
高さ 9.5cm
径 14.4cm
★作家★
●十二代 坂倉新兵衛
明治14年(1,881)十一代坂倉新兵衛の長男として山口県に生まれる。本名・平吉。
明治30年 十二代坂倉新兵衛を襲名。
明治31年 萩焼宗家九代坂高麗左衛門に師事。
明治32年 萩漢学塾に学び、吉田松陰の兄・杉民治に茶道の手解きを受ける。
明治38年 山口県長門市深川湯本に築窯して独立。
大正8年 茶陶としての技術を高める為、表千家・惺斎宗左に師事、御好み窯の許しを受け、御好み道具制作の御下命を受ける。
昭和18年 萩焼における工芸技術保存資格者として指定を受ける。
昭和22年 美術陶器認定委員に就任。天皇陛下、山口行啓の際に献納品を制作。
昭和23年 惺斎宗左亡き後、表千家13代即中斎宗左に師事。
昭和29年 千家同門会山口県支部顧問に推挙。
昭和31年 山口県指定無形文化財に認定。
昭和32年 日本工芸会正会員となる。文化財保護委員会より記録作成等の措置を構ずべき無形文化財として指定を受ける。
昭和35年(1,960)死去。79歳


