★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感の少ない、とても綺麗な状態の商品です。
側面、蓋、内側と無疵で当てもなく、擦れもないです。
裏面にのみ、ほんの少しの擦れがありますが、目を凝らさないとわからない程度のもので、ほとんど使われていないお品かと思います。
各部画像にてご確認ください。
塗りの状態もとても良く、歪みなどもありません。
木製真塗の縁高重で、蓋は一つです。
山中塗ですので、艶があって重厚で上質な塗りです。
一番下になる縁高以外には、裏面に段がついていて扱いやすい造りになっています。
作家物の上質な縁高で、状態も良いのでおすすめです。
共箱、栞、布（印なし）付きでの販売になります。
共箱もしっかりとしています。
★寸法★
合計の高さ 25.5cm
縦横 17cm×17cm
★作家★
●山中塗 助田宗明
昭和３１年石川県生まれ。
父初代宗明に師事、下地、中塗、上塗の堅地漆器の全工程を習得する。
平成２年二代宗明を襲名。
茶道具専門の塗師として現在に至る。
★縁高とは★
菓子椀に代わる正式な主菓子器で、折敷の縁を高くした形のものを、通常五つ重ねて一組とし、最も上に一枚の蓋（総蓋）が添います。
縁高は、一重に一つずつ菓子を入れ客数だけ重ねて、一番上に蓋をし黒文字を載せます。
縁高は、縁高折敷の略で、縁高重（ふちだかじゅう）といいます。
利休形と呼ばれる真塗縁高が基本とされ、五寸角に角切角の高さ二寸五分の縁が付き、胴紐と綴目があります。
真塗のほか、一閑、溜塗、飛騨、春慶などや、透かしを入れたもの、切箔や蒔絵をしたものもあります。また寸法の異なるものもあります。