★商品状態について★
ユーズド商品です。
未使用無疵の商品です。
錆止め剤を取り除きましたので、拡大画像にてご確認ください。
釜は蓋と釜肌は綺麗で、沸かして確認しましたがおいしいお湯が沸きます。
安心してお使いください。
共箱、布、釜鐶、経歴書付きでの販売です。
★寸法★
高さ(摘み含む) 18.6cm
径(鐶付含む) 16.7cm
口径 13.3cm
★作家★
菊池政光(きくちまさみつ)
1,937年1月19日生まれ。山形県出身。
奥州山形鋳物の伝統を受け継ぐ。
日本伝統工芸展に意欲的に出品。1,973年の初入選以来、10回の入選を果たす。
1,978年、第五回伝統工芸武蔵野店では日本工芸界東京支部賞を受賞。
同展には10回の入選を重ねるほか、日本伝統工芸新作展では一四回、伝統工芸日本金工展では一二回の入選歴を持つ。
その作風には、つねに新しい感覚が採り入れられている。
1,982年、日本伝統工芸士に認定される。 日本工芸会正会員。
◆雲龍釜(うんりゅうがま)
茶の湯釜の形状のひとつで、雲に乗って昇天する龍を胴に鋳出した釜です。
胴に雲龍文を鋳出してあるところからこの名があります。
雲龍釜は、利休所持は大きいものは天明作、小さいものは芦屋作といわれます。
利休好みは大中小あり、皆口筒釜で、糸目掛子蓋の共蓋、大は切子摘み、小は掻立鐶、鐶付は鬼面、真鍮丸鐶が付きます。
ルーツは、青磁雲龍水指の武野紹鴎所持の絵図を利休自ら写して辻与二郎に作らせたといいます。
雲龍釜は、少庵好みは兔鐶付で大のみ、仙叟好みは形が小さく裾が少し広がり、織部好みは龍に角がなく、その他胴を肩衝として口を立口としたもの、折口となったもの、胴裾を蕪状に膨らませた座付雲龍、四方筒形の四方雲龍など色々あります。