★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感のないとても綺麗な状態です。
スレや当てもなく、未使用品ではないかと感じる綺麗な品です。
炉縁は熱により、使用しているとどうしても隅の部分に割れが生じますが、この商品は四隅上部も内側も熱ひびはありません。
ほとんど新品です。
■「山ざとは松の声のみ聞なれて風ふかぬ日はさびしかりけり」大田垣蓮月の句「海人のかる藻」より。
神光院の松を以て依頼されて造られた炉縁なので、一ノ瀬小兵衛師の印は無く、箱書きも異なります。
神光院の焼き印と小兵衛師の箱書きは同じ底板の裏表にあります。
風流で趣のある茶事にお使いください。
共箱、共布付きでの販売です。
★寸法★
標準的な炉縁の寸法ですので、省略させていただきます。
★作家★
●指物師 一ノ瀬小兵衛
昭和06年京都に生れ
京都市立美術工芸学校卒業
師、父の四代小兵衛に師事し、昭和50年、五代小兵衛を襲名
次代の直和氏(同志社大学経済学部卒業)は五代に師事し、指物師として研鑽中。
一瀬家は、千家十職の指物師・駒澤家の別家で「指小(さしこ)」とも呼ばれます。
●大田垣 蓮月(おおたがき れんげつ)
寛政3年1月8日(1791年2月10日) – 明治8年12月10日(1875年)は、江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家。俗名は誠(のぶ)。菩薩尼、陰徳尼とも称した。
京都の生まれ。実父は伊賀国上野の城代家老藤堂良聖。
六人部是香・上田秋成・香川景樹に学び、小沢蘆庵にも私淑した。
歌友に村上忠順・橘曙覧・野村望東尼・高畠式部・上田ちか子・桜木太夫などがいる。歌集に「蓮月高畠式部二女和歌集」「海人の刈藻」