★商品状態★
ユーズド商品です。
少し時代の商品ですが、無疵の品です。
画像にてご確認ください。
槐(えんじゅ)の木を彫って造られたとても珍しい香合の作品です。
これは三徳庵 田中仙樵が所持し、座右に置いていた鉄如意の写しです。
鉄如意は45cmほどのものでしたが、仙樵が好んだ槐を用いて山崎如悦氏が彫刻しました。
監修は田中仙翁です。
作者の山崎如悦氏は、彫刻の名工として知られる山崎朝雲氏の直弟子として知られる職人さんです。
共箱、布(印なし)、栞付きでの販売になります。
★寸法★
高さ 2.3cm
縦横 12.7cm×1.1cm
●山崎如悦 1907-2005
本名山崎秀雄。福岡市に生まれる。
高等小学校卒業後、博多で堀祐峰に木彫を学ぶ。
昭和2年 上京し大叔父にあたる山崎朝雲に入門。
昭和11年 修行を終えたが、その後も師が没するまで助手として仕え師の制作を助けた。
昭和7年 帝展に初入選し、以後も様々な人物像で入選を重ね、福岡県展創設に参加し、筑前美術会展にも出品した。
戦後は主に日彫展で、穏やかで写実的な作風の動物を主題とした作品を発表。
また、如悦と号して、肖像彫刻や香合などの茶道具も制作した。
98歳没。