★商品状態について★
ユーズド商品です。
無疵で使用感の少ない綺麗な状態の商品です。
茶入は割れ、欠け、ニュウなどありません。
仕覆の状態もよく、蓋裏の金箔もとても綺麗な状態を保っています。
蓋は目の綺麗な本蓋です。
各部画像にてご確認ください
松本鐵山作 古瀬戸大名物 円乗坊写茶入の作品です。
大名物茶入が、現代の作家さんによって忠実に再現されています。
本歌の茶入同様、肩の角は丸く、侘びの趣に重感をそなえた異色ある肩衝に仕上がっています。
仕覆は「花兎金襴」です。
本歌の茶入に添えられた仕覆三枚もすべて金襴が取り合わされています。
茶入の寂び好みに対して、利休の秘奥を受け継いだ円乗坊好みの現れといわれています。
円乗坊は利休の娘婿で本能寺の僧でした。
本能寺の変の後、焼け跡から円乗坊が拾い出して継ぎ合わせて所持したことが茶入の名前の由来です。
共箱、仕覆、紙箱付きでの販売です。
共箱は四方桟の盛蓋で上質です。
★茶入寸法★
高さ(蓋含む) 9cm
径 6.5cm
★作家★
●松本鉄山
山口錠鉄の次男で母方実家の窯元へ養子となり、瀬戸赤津焼を継ぐ。
愛知県瀬戸市水野町で茶陶を専門としている。
★円乗坊肩衝茶入について★
大名物。
古瀬戸肩衝茶入。
円乗坊宗円か、明智光秀の兵火を蒙った本能寺の灰燈中から拾い上げて所持したもので、本能寺あるいは織田信長の所蔵だったのではないでしょうか。
その後桑山修理、中山主馬之介、神戸彦七、神田安休、三井元八を経て松平不昧の所蔵となり以後同家に伝来しました。