★ユーズド商品です。
多少の時代感はありますが、きれいな状態です。
軽く巻き癖がありますが、掛けると直ってきます。
極薄いしみがありますので、拡大画像にてご確認ください。
共箱ではありません、極箱です。
☆寸法
全長124.4cm 軸幅53cm 本紙幅47.4cm 共箱・紙箱
※裏千家流の方は茶会によく使われています。
軸先にはつぼつぼの絵付けがされています。
■「無」
禅および佛教が目的とする所は、この無を体得することであり、般若の空といわれるものもこの無に他ならない。
そしてこの『無』をほんとうに体得することを、禅門では見性といい、開悟というのである。
●梶浦 逸外(かじうら いつがい)
明治29年~昭和56年(1896~1981) 名古屋市出身。
12才の時、京都選仏寺で得度。大徳僧堂のち正眼僧堂に移り、小南惟精老師につき嗣法。
選仏寺住職、花園大学学長、正眼僧堂師家を歴任。
昭和44年から53年まで、妙心寺派25代管長を務める。
諱は宗實、室号は霧隠軒のち、梅熟軒と号した。
◎妙心寺は臨済宗妙心寺派大本山で、大徳寺と並ぶ禅宗の代表的寺院です。
妙心寺は禅寺の中でも厳しい修行を重んじる「林下」の寺院です、しかし現在では山内の宿坊に一般観光客の宿泊も許され、広く国民の平安を願うべく宗教活動を行われています。
妙心寺のある場所は花園上皇の離宮・萩原殿があった場所で、上皇の発案でこの地に禅寺を建立されました。山内は三門、仏殿、法堂(はっとう)などの伽藍を中心に47ヶ寺の塔頭があります。
◆妙心寺の歴史
双ヶ丘の東、京都市右京区には「花園」という地があります。
昔、この地域には公卿の邸があり、お花畑があって、四季折々に美しい花が咲き乱れ、いつしか「花園」と呼ばれるようになっていました。
この地をこよなく愛し、ここに離宮を構えて禅の奥義を究めるとともに、常に世の中の平和を願われた法皇さま、そのお方が第95代天皇、花園法皇さまです。
法皇は、この花園の離宮を改めて禅寺にされました。
これが、臨済宗妙心寺派の大本山である妙心寺のはじまりです。
山号は正法山(しょうぼうざん)と称します。開山は関山慧玄(かんざんえげん)、開基は花園法皇です。
現在の妙心寺は、塔頭46ヶ寺、末寺は日本をはじめ世界各国にわたり3,400ヶ寺余り、在籍僧数は約7千人を数えます。関連機関としては花園大学、花園高校、花園中学校、洛西花園幼稚園などがあります。
★この商品は特売品担当、増田がサポートしています。